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植えてはいけない宿根草8選!実際に育てた感想を大暴露!

植えてはいけない宿根草8選!噂は本当?実際に育てた感想を大暴露!

宿根草は一度植えれば、毎年育ってくれるので、手間がかからない植物としても人気があります。

しかし、この宿根草の中には「植えてはいけない」といわれるものもあります。

「植えてはいけない」と言われるのは、増えすぎて手に負えなくなるのが理由です。

この記事では、植えてはいけないと言われる宿根草を8つ紹介します。

「植えてはいけない」と言われていても、

  • 本当に手に負えないから植えない方がいい宿根草
  • 管理をすれば、うまく付き合える宿根草

の2つに分かれます。

実際に育てた感想も正直にまとめました!

運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

植えてはいけない宿根草!?増えすぎ注意

植えてはいけない宿根草と言われるのには、増えすぎてしまうことが大きな原因です。

初めは、丈夫で管理がしやすくて良いと思っていたのに、気づいたら増えすぎて大変なことになっていた、という声もよく耳にします。

よく「植えてはいけない」と言われる宿根草を9つ紹介します。

みゆき

実際に育ててみた感想を正直にまとめました。

ヒメイワダレソウ

植えてはいけない宿根草|ヒメイワダレソウ
ヒメイワダレソウ
危険度植えてはいけない
繁殖力かなり強い
繁殖の仕方ランナー
抜きやすさ根がなかなか抜けない

ヒメイワダレソウは、小ぶりで白い花を咲かせる可愛らしい宿根草です。

でも、既存の生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されています。

ヒメイワダレソウは、雑草対策のグランドカバーにされることも多いですが、根を張った場所からどんどん増えていくので、取り除くことがとても困難になります。

みゆき

ヒメイワダレソウはものすごい勢いで増えて手に負えなくなります。
植えなきゃよかった…と思った植物の1つです。

ヒメイワダレソウを植えてはいけない理由と対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

フジバカマ

フジバカマ
危険度植えても大丈夫
繁殖力かなり強い
繁殖の仕方こぼれ種
抜きやすさ簡単に抜ける

フジバカマは、日本が原産の植物。

風情があり、秋の七草の1つでもあります。

フジバカマは、とても根を張り開花後に種を飛ばして遠くまで増やそうとします。

「気が付いたら予想外の場所に育ってしまった」ということが多いため、「植えてはいけない」と言われることがあります。

フジバカマは確かにすごく増えます。

でも、抜きやすいので、植えてはいけないというほどではありません。

ガウラ

ガウラ
危険度植えても大丈夫
繁殖力かなり強い
品種改良されたものは増えづらい
繁殖の仕方こぼれ種
抜きやすさ根が太くてなかなか抜けない

ガウラは、白蝶草とも呼ばれ、その名の通り白い蝶のような綺麗な花を咲かせる植物です。

しかし、美しい見た目とは裏腹に、こぼれ種で増えていきます。

背丈も伸びて、あっという間に花壇を覆ってしまう恐れもあります。

みゆき

わが家はガウラだらけ…

ガウラは根がかなり太いので、抜くのが大変です。

ただし、品種改良されたものは増えづらいですよ。

(「ガウラ◯◯◯」と、名前のついているもの)

ガウラの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

宿根リナリア

宿根リナリア
危険度植えたことを後悔するかも⁉︎
繁殖力紫はかなり強い
ピンク・白は増えづらい
繁殖の仕方こぼれ種
抜きやすさ根が太くてなかなか抜けない

宿根リナリアは、青や白、薄いピンクといった小さな花をたくさんつけ、他の花の引き立て役としても好まれる宿根草です。

花は本当にキレイなんです。

しかし、どんどん増えていき、そのうちメインの花を覆い隠す程に浸食してしまいます。

こぼれ種でどんどん広がって、土がほとんどないコンクリートの隙間からも生えてきます。

みゆき

植えたことをちょっと後悔するときがあります。

紫はかなり増えるのですが、ピンクや白はそこまで増えません。

宿根リナリアの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

ヒルザキツキミソウ

危険度植えない方がよい
繁殖力かなり強い
繁殖の仕方こぼれ種
抜きやすさ根が地中に残ってなかなか抜けない

ヒルザキツキミソウは、夏に可愛いピンクの花を咲かせ、公園や歩道の花壇などにも植えられています。

こちらも丈夫な植物で、増えすぎて取り除くのが大変という特徴があります。

シュウメイギク

危険度植えても大丈夫
繁殖力かなり強い
繁殖の仕方地下茎
抜きやすさ根が地中に残ってなかなか抜けない

シュウメイギクは、秋に美しい花を咲かせる植物です。

シュウメイギクは、地下茎で増えるのが特徴。

どんどんエリアを増やしていきます。

根が強いので、バラやクレマチスの近くに植えない方が無難です。

シュウメイギクの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

エリゲロン

エリゲロン
危険度植えても大丈夫
繁殖力かなり強い
繁殖の仕方こぼれ種
抜きやすさ根が地中に残ってなかなか抜けない

エリゲロンは、小さな花をたくさん咲かせ、花壇や庭をナチュラルな雰囲気にしてくれる宿根草です。

しかし、エリゲロンも繁殖力が旺盛なため、放っておくと他の植物を浸食してしまう恐れがあります。

あたり一面エリゲロンなんてことになりかねません。

見た目の通り、雑草のような野生味のある宿根草です。

エリゲロン(源平小菊)の育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

アジュガ

危険度植えても大丈夫
繁殖力強い
繁殖の仕方こぼれ種
抜きやすさ抜きやすい

アジュガは、青くて涼し気な見た目で、グランドカバーとしても人気があります。

アジュガはランナーを延ばし地面を覆うようにどんどん広がっていきます。

よく増えるので「雑草みたい」と言われることもありますが、「植えてはいけない」というほどではありません。

アジュガの育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

今回は、植えてはいけない宿根草についてご紹介しました。

宿根草は手間いらずで、コストパフォーマンスも良いというイメージがある反面、何も知らずに植えてしまうと、後々後悔することになってしまう場合も。

ヒメイワダレソウは外来種に指定されているので、植えない方がよいですが、他は、工夫次第で、増えすぎるのを防ぐことができます。

増えすぎたら抜いたり切ったりして、うまく付き合っていきたいですね!

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