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ガジュマルの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

ガジュマルの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

パッとわかる!ガジュマルの育て方

  • 水やりは土がしっかり乾いてから与える
  • 葉水は毎日与える
  • 日当たりの良い場所で育てる

ガジュマルはぷっくりとしていてねじれたような特徴的な根の形が目を引く植物です。

根のふくらみやねじれ方もひとつひとつ違っていて、成長過程の観察が面白いガジュマル。

ガジュマルには『幸福の木』や『多幸の木』といった別名が書かれていることも多く、実際に沖縄では精霊が宿る木として親しまれています。

このように縁起が良いとされているガジュマルは、インテリアや風水でも人気があり、卓上サイズの鉢植えも多く流通しています。

この記事では、ガジュマルの育て方や管理のコツをくわしく解説します。

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運営者
みゆき

みゆ庭編集部

ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。
コツをつかんだら、うまく育てられるように!
ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

目次

ガジュマルの詳細情報

ガジュマルの育て方
植物名ガジュマル
学名Ficus microcarpa
英名Chinese Banyan、Malayan Banyan
科名クワ科
属名イチジク属
園芸分類観葉植物
形態高木
樹高~20m(鉢植えでは10cm~2m)
原産地沖縄、東南アジア、台湾、中国南部
開花期不定期
花色赤紫
耐寒性弱い
耐暑性強い

ガジュマルはクワ科イチジク属の常緑高木です。

ガジュマルの気根
ガジュマルの気根

枝分かれしてぷっくり膨らんだ根元の部分は『気根』と呼ばれ、空気中の水分を吸収する役割と、幹を支える役割を持っています。

観葉植物コーナーで売られているガジュマルは卓上サイズから2m以下の大きさが一般的ですが、自生地では20m以上の巨木も見られます。

大きく育ったガジュマルは稀に5mmほどの実をつけ、イチジクと同じように、花を中で咲かせます。

ガジュマルは沖縄の暑さと日差し、雨が多い環境でも耐えられる強さがあるので、寒さに気をつけていれば育てやすい観葉植物です。

ガジュマルの育て方|購入から植え付けまで

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入手方法と販売時期

ガジュマルは多くの販売店では4月から8月の間に入荷されます。

100円均一ショップや300円均一ショップでも、手のひらサイズの小さなガジュマルが販売されています。

観葉植物を多く扱う販売店やインターネット通販などでは、1年中販売している場合もあるので、一般的な入荷時期以外でガジュマルを購入したい場合は探してみましょう。

ガジュマルは育てていると新しい気根を生やしますが、すでに地についている気根部分は大きく形が変わることはありません。

ガジュマルを購入するときは丈夫そうで、なおかつ気に入った気根の苗や鉢植えを選ぶといいですよ!

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用土

ガジュマルに使う用土は観葉植物の土だけで十分です。
屋内で育てる場合は『室内用』と表記がある無機質な土を使うとコバエのような小さな害虫が発生しにくくなります。
土を新しく作るなら赤玉土とピートモスとパーライトを6:3:1で配合した水はけの良い土を使います。

植え付け・植え替え

ガジュマルの植え付けや植え替えの適期は4月から5月。

植え替えは基本的に2年に1度行います。

根がよく育って排水性が悪くなってきたときは、根詰まりを避けるために1年で植え替えをします。

傷んだ細い根や古い土を3分の1ほど取り除き、害虫予防のため新しい土を使い、ひと回り大きな鉢に植えます。

持ち上げるのが困難な大きさの鉢に植えたガジュマルは、日光浴のための移動が大変なので、植え付けた後はキャスター付きの鉢受けなどの上に置きましょう。

日当たり・置き場所

ガジュマルは日当たりの良い環境では成長速度も早く、どんどん大きく育ちます。

後々の管理で困らないために、大きくしたいガジュマルや大きな鉢で購入したガジュマルほど、最初に置き場所をよく考えて決めることが大切です。

ガジュマルを大きく育てたいなら、春から秋の間は梅雨の時期を含め、日当たりの良い屋外に置いて育てるのが一番。

耐寒温度は5℃程度なので、冬場に霜が降りたり、気温が5℃以下になる場所では屋内に入れます。

また、ガジュマルの艷やかな葉を維持するには日光浴がかかせません。

屋内で育てたい場合でも週に2日か3日、日当たりと風通しの良い場所に移動させます。

ガジュマルは日差しが強くてもダメージを受けにくい植物ですが、屋内管理の場合は直射日光に当てると葉焼けしてしまうので、真夏はカーテン越しの明るい場所で育てます。

ガジュマルの育て方|日々のお世話

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水やり

ガジュマルは乾燥にとても強いので、土の表面全体に水分を感じなくなるまで待ってから水やりをします。

ガジュマルの葉が萎れてきたときが水不足のサインです。

水やりに慣れないうちは、土の乾き具合と葉の状態の2つをチェックしてタイミングを掴むといいですよ。

1回の水やりは鉢受けに水が出るまでたっぷり与え、鉢受けに溜まった水は残さず捨てます。

冬場になると水が乾きにくく、ガジュマルの根腐れやコバエが湧く原因になるので、土が乾いてから3日ほど後の天気の良い日に水やりをします。

また、ガジュマルには鉢への水やりとは別に、毎日霧吹きで葉水を与えます

葉水を与えることで葉の乾燥を防ぎ、葉の清潔を保ち、害虫予防になります。

肥料

ガジュマルを大きく育てたい時は、生育期である4月から10月までの間に緩効性化成肥料を与えます。

生育期以外の期間とガジュマルの大きさをキープしたいときは肥料は不要です。

ガジュマルの葉の色つやが悪い時や、気根部分にハリがないときは活力剤を使います。

剪定・切り戻し

ガジュマルの樹形が乱れてきたときや、大きくなりすぎたときは剪定をしましょう。

4月から6月までのよく晴れた日に、伸びすぎた枝やバランスの悪い枝を切り戻します。

生育期は強めに切り戻してもどんどん枝葉を伸ばすので、春のうちなら思い切って切り詰めても枯れることはありません。

気根を切りたいときは根元から切り、気根を切った後は元気がなくなるので、1週間ほど直射日光を避けた雨の当たらない場所で育てます。

剪定後は癒合剤を塗っておくと雑菌からガジュマルを守ることができます。

ガジュマルは切った部分から皮膚につくとかぶれる可能性のある樹液を出すので、樹液が皮膚につかないように手袋や長袖を着用して剪定をしましょう。

夏越し

暑い場所で生息するガジュマルは夏越ししやすい植物です。

多少日差しが強い場所に置いてもダメージを受けません。

室内で育てているガジュマルの場合は葉焼けしてしまうので、真夏はカーテン越しや明るい日陰になる場所で日光浴させます。

冬越し

ガジュマルは5℃までの寒さなら耐えられる植物です。

暖房のきいた屋内はもちろん、暖地なら屋外でも特別な管理をせずに冬越しできます。

葉が落ちてきたり、気温が5℃以下になる寒冷地で冬越しする時は屋内の窓から離れた冷えない場所に入れて管理します。

病害虫

ガジュマルは管理上、コバエやボウフラが湧きやすくなります。

どちらの虫も、屋内管理だと水受けの水を捨てていなかったり、鉢の中の湿度が高くなることが原因で発生する虫です。

コバエやボウフラが湧いたときは園芸用の害虫駆除スプレーで対処できます。

風通しが悪いとカイガラムシが発生するので、屋内管理の場合はこまめな換気を心がけ、発生したカイガラムシは歯ブラシで擦り落とすか薬剤散布で駆除します。

ガジュマルが枯れる原因で最も多いのが根のトラブル。

ガジュマルを長い間同じ土で育てていると、排水性が悪くなり、根腐れしやすくなり、根腐れをしたガジュマルは、葉が落ちて根がぶよぶよと腐ったり、カビや病気が発生します。

変色して腐ってしまった部分は元に戻せませんから、根のトラブルは予防が大切です。

根詰まりも根腐れの原因になるので、鉢底から根が出ていたり、病気や害虫もないのに元気がないようであれば植え替えをして根のトラブルを防ぎます。

ガジュマルの増やし方

ガジュマルは挿し木で増やせます。

5月から7月までの間、ガジュマルを剪定したときにできた枝を使うのが簡単です。

10cmほどに切った丈夫そうな枝を選び、切り口の樹液を綺麗に洗い流します。

枝についた葉は、上の1、2枚を残して新しい観葉植物用の土に挿してたっぷり水をやり、半日陰で管理します。

まとめ

ガジュマルは水やりのコツさえ覚えれば、日々のお手入れが簡単で、管理もしやすい観葉植物です。

鉢植えのガジュマルでも長く育てているうちに、小さな丸い実をつけることもあります。

ガジュマルの花実が見たいなら屋外で大きく育てるのがおすすめです。

気根がある以上、思った通りの形に育てるのは難しいものの、どのように気根を伸ばすのか想像するのもガジュマルを育てる楽しみのひとつ。

ぜひ自分だけのガジュマルの成長を楽しんでくださいね。

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