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アジュガの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

アジュガの育て方と管理のコツを初心者にもわかりやすく解説

パッとわかる!アジュガの育て方

  • 半日陰の場所で育てる。(日の当たる場所でも育つが、日陰のほうが葉の色が深まる。)
  • 花が咲き終わったら茎の根元を切る。
  • 横に広がるので、こまめな剪定をする。

    アジュガは寒さに強く、春から初夏にかけて咲いてくれる宿根草です。

    日の当たる場所や日陰でもよく育ち、横に広がる植物なのでグラウンドカバーには優秀です。

    この記事では、アジュガの育て方や管理のコツをわかりやすく解説します。

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    運営者
    みゆき

    みゆ庭編集部

    ガーデニングコーディネーター

    元植物を枯らすタイプ…。
    コツをつかんだら、うまく育てられるように!
    ずぼらガーデニングくらいがちょうどいい♪

    • Instagramフォロワー8.6万人のお花の専門家
    • 著書「ずぼらガーデニング」

    目次

    アジュガの詳細情報

    アジュガの育て方
    アジュガの花
    植物名アジュガ
    学名Ajuga reptans
    英名Ajuga, Bugle
    科名シソ科
    属名アジュガ属
    園芸分類草花
    形態多年草
    樹高10~30cm
    原産地アジア、ヨーロッパ
    開花期4~6月初旬
    花色ピンク、青紫
    耐寒性強い
    耐暑性やや弱い

    アジュガは、シソ科の宿根草としてアジアやヨーロッパなど温帯地帯で栽培されています。

    古くから日本で自生するジュウニヒトエ、キランソウもアジュガの仲間です。

    アジュガは寒さに強く、春から初夏にかけて可憐なお花を高さ10~30cmほど直立して咲かせます。

    日陰でもよく育ち、横に広がるので、グラウンドカバーはもちろんシェードガーデン(日陰花壇)にも最適です。

    日当たりの良いところでも育ちはしますが、日陰の方が葉の色が良くなります。

    アジュガの葉

    アジュガの葉はとても美しいので、花が咲いていない時期にも鑑賞価値があります。

    一度植えればほぼ手間をかけず育ってくれますが、繁殖力が強いのでこまめな剪定が必要です。

    アジュガはとてもよく増えるため、「植えてはいけない」と言われることがありますが、そんなことはありません。

    むしろ管理がラクなおすすめの植物です。

    アジュガの育て方|購入から植え付けまで

    アジュガの育て方

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    入手方法と販売時期

    アジュガは、一般的に苗で入手します。

    アジュガの苗は、春から秋にかけてホームセンターの園芸コーナーや通販サイトに出回ります

    アジュガの品種は青花・道場の「チョコレートチップ」が有名です。

    値段も手頃です。

    店頭にない場合があるので、ネット通販で購入するのが確実です。

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    この他にもアジュガはたくさんの種類があります。ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね!

    アジュガの種類はこちらの記事で詳しく解説しています。

    用土

    アジュガは、水はけ・水もちのよい土壌を好みます。

    市販の培養土でも育ちますが、肥料が多いと花が咲きにくいです。

    植え付け・植え替え

    アジュガの苗の植え付けは、3~6月または9月~11月が適期です。

    アジュガを地植えにした場合、基本的に植え替えの必要はありません。

    鉢植えや寄せ植えの場合、根や葉が混みあったときに、株分けして植え替えてあげるといいでしょう。

    日当たり・置き場所

    アジュガの育て方
    ランナーで増えていくアジュガ

    アジュガは、日当たりの良い場所でも日陰でも育ちます。

    どちらかというと、明るい日陰のほうを好み色が深まります

    アジュガの育て方|日々のお世話

    アジュガの育て方

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    水やり

    地植えの場合、根付くまでは土が乾かないように注意してください。

    根付いた後は水やりの必要はなくなりますが、真夏など極端に土が乾いたら水やりをしましょう。

    鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢の下から水が流れ出るまで水やりをします。

    肥料

    アジュガの生育期は春~夏です。

    その時期に、2週間1回程度で液体肥料か緩効性肥料をあげるといいでしょう。

    ただしアジュガは、肥料が多すぎると花が咲きにくくなります

    剪定・切り戻し

    アジュガの剪定位置
    花後のアジュガ

    アジュガが咲き終わったら、根元から剪定します。

    全体的に開花が終わった頃にも、刈り込むように切り込んでおきましょう。

    そうすることで、秋以降の新芽に期待できます。

    アジュガはランナーで繁殖し、横にどんどん広がっていきます。

    その広がりを抑えたいなら、こまめに剪定しておくといいでしょう。

    夏越し

    アジュガは暑さにやや弱いので、日差しが強い場所だと、葉焼けを起こしてしまうことがあります。

    アジュガは日陰でもよく育つので、なるべく直射日光を避けて植えてあげるといいでしょう。

    冬越し

    アジュガは耐寒性が強いですが、環境によっては葉や株が霜にやられてしまうことがあります。

    そのため、アジュガには霜よけの対策が必要です。

    霜が降りないように屋根の下に植えるか、寒冷紗や不織布などを被せてあげると安心です。

    病害虫

    アジュガは、開花時期にアブラムシとハダニがつきやすいので、注意です。

    灰色カビ病にもかかりやすいので、感染してしまった葉はすぐ切り落しておきましょう。

    アジュガの増やし方

    アジュガのランナー
    アジュガのランナー

    アジュガの増やし方は2通り。

    • 株分け
    • 種まき

    株分けの方がとても簡単にできるので、おすすめです。

    株分けでの増やし方は、親株から伸びてきた子株を切り、別場所に植え付けるだけです。

    また、アジュガの開花後に自分で採種して育てることもできますが、株分けの方が一般的です。

    まとめ

    アジュガは、日当たりのいい場所でも日陰でも育ち、横に広がりやすい宿根草です。

    さみしくなりがちの裏庭などにアジュガの苗を植えておくと、春や初夏にはさわやかな花色を楽しめることができそうです!

    ぜひアジュガを育ててみてくださいね!

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